最近コロナ禍で体温を測る機会が増えています。体温は健康と密接な関係があり特に高齢者は体温が下がる傾向にあります。体温について考えてみましょう。
日本人の体温が下がってる?!
1957年の資料によれば日本人の平均体温は36.89°cです。これを見てどう思われます? 高くないですか。
実は37°cでも平熱の範疇に入るらしいです。もちろん個人差はありますが結構驚きですよね。
医学的には37.5°c位が発熱と言うことらしいです。
体温と健康
「統合医療」の第一人者で医学博士の川嶋朗先生によると、「冷え」こそが万病の元であると。
血流を悪くする、生命活動に関わる大切な酵素の働きを鈍らせる、免疫力の低下など
生きていく上で基盤となる能力を全て低下させます。
がんやうつ病の方は36°c以下の人が多い。
原因
まず挙げられるのが筋肉量の不足。これが一番の原因。そして冷たいものの食べ過ぎ。冷房。
予防
運動量を増やす。現代人の運動量はかなり少ないです。筋肉量を増やすと実は熱中症の予防にもなります。血流が良くなり体の体温を一定に保とうとするからです。
冷たいものを食べすぎず常温のものを食べるようにしましょう。コンビニなんかでも常温の飲料売ってますよね。
発酵物を食べて腸の働きを良くする。
温かいものを食べる。川嶋先生によれば朝起きたときに お白湯を飲むと効果的であると。
体温の測り方
起床時、昼食前、夕食前、就寝前この4回を測ります。体温は朝と晩では変わります。飲食、入浴、運動後は体温が上がるので避けましょう。
そして体温計はしっかり脇に挟み10分は図ります。電子体温計なら「ピピ」と音が鳴るまで。
体調にもよりますので何回か計ると良いかもしれません。
この4つの時間帯それぞれがあなたの平熱になります。
体温は1日の中でも変動していて夕方位が一番高くなります。この体温が3 6.5を下回るようであれば体温は低め。
温活
特に筋肉量の少ない女性に低体温の方が多ございます。それでは具体的に見ていきましょう。
- お腹や首のつく所、首、手首、足首などが重要なので腹巻やマフラー、レックウォーマーなどが考えられます。
- 運動すること。これが一番重要です。やはり現代人はあまりにも運動が少なすぎます。筋肉が増えれば基礎代謝も多くなり脂肪もつきにくくなります。
- 生姜を食べる。生姜は漢方にも出てくるとても重要な食材です。特にあたためた生姜は温活に良いとされてます。
- お風呂にじっくり入る。40°c位のお風呂に30分ぐらい入るのがお勧めです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。自分の平熱をしっかり測り温活をすれば今までの体の不調が良くなるかもしれません。体を冷やさないことが健康につながり老後を実りあるものにするはずです。どうもありがとうございました。